1972年京都市生まれ。新選組で有名な壬生で育つ。洛南高校卒業後、法政大学文学部史学科に入学。首都圏で大手中学受験塾講師・家庭教師などを経験後、東進ハイスクール最年少講師として、日本史の生授業・衛星放送授業やテキスト作成責任者を務める。並行して東大/難関大専門永田塾の校舎長でもあった。
30歳でいったん教壇を降り、全国各地を住み込みで働き四国遍路まで完歩。34歳の時、秀英予備校で教壇に復帰し、北予備東京や首都圏各地の高校で日本史・倫理・政治経済・現代社会を担当。
40歳でリクルート「受験サプリ(現スタディサプリ)」の社会科立ち上げに参画。現在、高校日本史・歴史総合・倫理・政治経済・現代社会・公共、中学地理・歴史・公民の9科目を担当する「日本一生徒数が多い社会科講師」。
利益相反を避け予備校・塾には出講せず、社会人向けカルチャースクール、司法試験予備試験対策、大学のゲスト講師などの教壇に立つ。シアタープロレス花鳥風月リングアナウンサー、調布FM『伊藤賀一のPM11』パーソナリティも務める。
43歳で早稲田大学教育学部生涯教育学専修に一般受験で再入学、49歳で卒業。複業家としての風変りな経歴から、毎月のようにTVの出演依頼が来る。
著書・監修書は『47都道府県の歴史と地理がわかる事典』(幻冬舎新書)、『改訂版 世界一おもしろい日本史の授業』(KADOKAWA)、『ニュースの“なぜ?”は日本史に学べ』(SB新書)、『三河物語―徳川家康25の正念場―』(リベラル新書)、『深読みしたい人のための 歴史書図鑑』(かんき出版)、『くわしい中学公民』(文英堂)など60冊、100万部超。
参考:「30万人の小中高生が学ぶ「スタディサプリ」 人気講師は教育学部1年生」(早稲田Weekly)
【講義への思い】
「”本当にお金と時間を支払う価値のある講義” を追求しています。
また、講師に似ている職業として、プロレスラー 芸人 ホスト 俳優 教師の順に考えています。
意識としては“教育者”というよりあくまでも“講師”で、講義・執筆は芸事としてとらえていますので、何かを“教わる”よりも“感じ”てほしいです。
基本的に自分の言いたいことは、すべて講義や著書の中にあり、ここに書くことはとくにないので、まあ、実際に体験してみてください(笑)。」(伊藤 賀一)